ヒットを許さず、四死球を出さず、ランナーを一人も出していない完璧な投球。ゲームスコアもダルビッシュの好投もあり、1−0と緊迫しているなかでも、落合監督はいつも通りに「勝利の方程式」の岩瀬にスイッチ。
日本一のかかった瞬間に歴史的な記録・・・個人的には山井投手の完全試合を見たかった。
スポーツジャーナリストの玉木正之氏も、8回をパーフェクトピッチングで締めた中日の先発、山井を九回で降板させた落合監督の“非情”采配について、強く批判するコメントを自身のホームページに載せている。
「完全試合での日本一決定」が幻と消えたことに対し、「Wシリーズでもたった1回の記録をナンデ潰すねん!野球の最も美しい瞬間を消したのは誰や!スポーツに対する冒涜や!これが野球やというのであれば俺は野球ファンをやめる!」と強い口調で落合監督の采配を批判。「午前中に中日新聞に優勝予定稿のコメントを電話で送っていたが急遽(きゅうきょ)電話して削除してもらう。100年に1度あるかないかの凄い興奮の瞬間よりも52年ぶりの優勝を確実にしたかったというならナント小心な夢のない野球か!」
と興奮しすぎなくらいとまくしたてている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071101-00000967-san-spo&kz=spo
落合流といえば、落合流。この采配あってこその日本一なのかも知れないが、とりあえずワンヒットまで我慢すべきでは?と私は思うが。とりあえず、中日、日本一おめでとさん、巨人ファンより。
タグ:日本シリーズ
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それから、完全試合はチームの記録であり、継投で達成してもチームとしての偉業に変わりはない。
むしろ継投で勝ってきた今年のドラゴンズにふさわしい偉業と言える。
にもかかわらず、それを評価しないのはどういうことだろう? 目先のインパクトにとらわれて、すばらしい功績を無視するのがスポーツジャーナリズムなのかねえ。