2007年09月10日

首位攻防の伝統の一戦は巨人のなんと3連敗・・・

 5時間4分の激闘も、阪神に3連敗という現実だけが残った。首位攻防、そして伝統の一戦。敗軍の将、原監督には疲労感が漂った。

 「結果的に一歩足りなかった。阪神に勢い?負けた監督がどうのこうのは言えないし、オレは評論家じゃない。冗談じゃないよ」。7―7の延長10回。この回から投入した上原が1死二塁から鳥谷に勝ち越し打を許し、藤原にも右前打で2点を献上した。その裏、藤川を相手に小笠原が適時打など粘ったが最後は二岡が3球三振に倒れた。

070910.JPG 敗戦以上に指揮官を憤らせたのが7回のプレーだった。三ゴロのシーツが一塁ベースを駆け抜ける際、李スンヨプがベース端にかけていた左足を踏みつけた。もん絶する主砲。故意とも取れる行為に指揮官はベンチを飛び出した。

 原「ホワーイ?それはノーだ!」

 シーツに対して異例の直接抗議。これをきっかけに両軍が入り乱れ、岡田監督とも一触即発のムードとなった。

 原「謝れ!」

 岡田「何をー!大したことないやないか。シーツは李に謝っとる。監督が出てくることないやろ!ベースの真ん中踏んどるやないか。そっちが謝ればええ!」

 この言葉に原監督がキレた。大きく目を見開き、1歳年上の敵将につかみかかろうとした。ここまで感情をむき出しにして怒る姿は、紳士的で若大将と呼ばれた指揮官にとって現役時代を含めて初めてのことだったと思う。

 なおも言い寄る岡田監督に、最後は「もういい。試合やろう」と大人の対応でベンチに引き下がったが、はらわたは煮えくりかえっていた。試合後は「放置することはできない。岡田監督もビデオを見てくれればシーツに注意するはず」と怒りをあらわにした。

 オーダーでは高橋由を1番、李を4番と開幕時に戻して原点回帰を図ったが、勝利には結びつかず3試合連続1点差敗戦。初戦に続く同点での登板でリリーフ失敗の上原は「きょうはちょっと勘弁してくれ」と報道陣を制して引き揚げた。

 4月12日以来の3位転落で自力優勝の可能性も消滅したが、指揮官は「あした1日休んで次の9連戦をしっかり戦いたい」と前を向いた。このままでは終われない。その目には雪辱の2文字が宿っていた。


posted by 三日月半平太 at 06:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ
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